本園関係者の新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について(27・28例目)

令和4年11月8日

 本園利用者2名が、園内で27例目・28例目の新型コロナウイルス感染症陽性者として、11月7日午後、新たに確認されました。

 両者とも、重度の知的障害者の入所施設 第一長崎慈光園(定員50名)の入所者で、27例目の方は11月5日夜、体調不良となり急きょ病院受診したところ、入院が必要との診断となりPCR検査の結果、陽性と判定されましたが、新型コロナウイルスへの感染を疑わせる症状はなく、念のため実施された抗原検査は陰性でした。
 この状況を捉えて、「無症状のまま感染したものの自然治癒した、いわば陽性の末期であり、感染力はない」と診断され、隔離病棟への入院とはならず、また、園内での蔓延も考えられないとの助言が得られました。

 しかし、病院側が11月7日に別の確認検査を実施したところ「感染力のある陽性」との判定に転じたもので、隔離病棟に移動されています。
 この結果連絡を受けて、本園の利用者と職員に検査を実施したところ、28例目の利用者の陽性が確認されたものです。
 この方は、元々二人部屋の入所者ですがトイレがないため、同室者とともにトイレ付きの部屋に移動していただき、11月17日まで施設内で隔離のうえ療養していただきます。

 なお予断を許さない感染状況の中とはいえ、本園関係者の感染が続いていることを深くお詫びいたします。職員一丸となり、感染防止対策の更なる徹底に努めてまいりますので、今後なお一層のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

社会福祉法人 長崎慈光園
理事長 立石 一弘