本園関係者の新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について(48~59例目)

令和4年11月14日

 本園利用者6名・職員6名の計12名が、園内48~59例目の新型コロナウイルス感染症陽性者として、11月11日夜~13日にかけて、新たに確認されました。

 このうち利用者1名・職員5名は、重度の知的障害者の入所施設 第一長崎慈光園(定員50名)の男性フロアーの所属です。
 今回も去る8日に公表した本園27例目の感染事例に端を発するものと推定されますが、8日~11日に公表した利用者16名・職員1名に続くもので、合計で利用者17名・職員6名となり全て男性です。今回感染が判明した利用者も重症化リスクはなく、施設内で療養されます。
 なお、これまで感染した職員6名全員がほぼ無症状で、うち4名は、家庭の事情により帰宅できず園内宿泊が好都合であり、かつ自らも園内で療養しながら細心の注意をもって支援業務を継続することを強く希望しており、緊急避難措置として許可しました。日々の検査により陰性の者を就業させることを原則とします。ご理解の程お願いいたします。
 次の感染群は、グループホームを展開する第三長崎慈光園「すてっぷ」のうち「はばたき荘」(定員20名)の入居者3名で、全員、日中は他法人の就労継続支援事業所に通われていますが、感染経路は不明です。
 この他に1名が、高熱を発しながらも抗原検査では陰性ですが、念のため陽性に準じて支援しております。

 最後は、福祉型障害児入所施設「あすなろ」(定員40名)のうち女児・年少男児が入所する「コスモス棟」所属の児童2名と女性職員1名です。
 児童2名とも、発症の1~3日前に病院に通院しておりますが、詳しい感染経路は不明です。現在の症状は安定しています。職員については、1名の児童の支援に濃厚に関与しており、そこからの感染と思われます。

 全県的に予断を許さない感染状況の中とはいえ、本園での感染が更に続いていることを重ねて深くお詫びいたします。職員一丸となり、感染防止対策の一層の徹底に改めて努めてまいります。

社会福祉法人 長崎慈光園
理事長 立石 一弘