~ ご挨拶 ~
創立から58年を迎えた社会福祉法人長崎慈光園の第8代理事長として就任するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
さて私こと今年3月まで本園職員として9年間在籍し、当初3年間は第一・第二長崎慈光園の管理者として、その後6年間は事務局長として奉職させていただきました。はからずもこのたび、理事会から理事として推挙を受け、6月16日の定時評議員会でご承認いただくとともに、引き続く理事会において理事長に選任賜ったものであり、その重責に只々身の引き締まる思いです。
この上は、これまでの知識経験を生かしつつも決して慢心に陥ることなく改めて初心に戻り、最前線の職員の生の声を聞き、支援現場の生の実態を直視し、より良い支援へとつながるよう最大限努力してまいります。
ご承知のとおり、社会福祉法人を取り巻く環境はますます厳しさを増しております。少子高齢化の加速化に伴う働き手不足の一層の深刻化、長引く物価高騰に対し障害福祉サービス報酬の改定が適切に連動していないこと等に伴う中長期的な経営悪化の懸念、建築費の高騰が収束しない中で徐々に迫り来る第四長崎慈光園「あすなろ」と第一長崎慈光園の建替問題への適切な対応など喫緊の課題が山積しております。理事、監事、評議員、手をつなぐ育成会をはじめ本法人の全ての関係者の皆様との連携強化に努め、法人設立の際に誓った御利用児・御利用者の皆様の『終の棲家』を未来永劫にわたり維持できるよう、微力ながら陣頭指揮を執り全職員の力を束ね、誠心誠意の努力を尽くす決意ですので、皆様の温かいご支援を心からお願い申し上げます。
なお、これまで9年間の反省に立ち、長崎市内からの日々の遠距離通勤を改め、川棚町内にアパートを借り二拠点生活をいたすこととしました。御利用児・御利用者そして多くの関係者が住まわれる当地で暮らす時間を少しでも長く取り、危機管理へのより適切な対応、広く関係者の皆様とのより礼節あるお付き合いなどにも心掛けてまいる所存です。
終わりに、皆様の今後ますますのご健勝ご多幸をお祈り申し上げるとともに、本園への限りないご理解ご協力を重ねてお願い申し上げ、就任のご挨拶といたします。
令和7年6月吉日
社会福祉法人 長崎慈光園 理事長 諸岡 俊幸
氏名 | 役員の資格 | |
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理事 | 諸岡 俊幸 | 学識経験者 |
髙嶋 勝 | 福祉関係者 | |
吉村 浩一 | 学識経験者 | |
森 節子 | 法人内施設長 | |
村田 榮 | 福祉関係者 | |
渡㑹 祐二 | 学識経験者 | |
岬 常春 | 福祉関係者 | |
評議員 | 古賀 義 | 学識経験者 |
安部 恵美子 | 学識経験者 | |
山口 博昭 | 東彼商工会会長 | |
森 孝子 | 婦人会長 | |
入江 初代 | 民生委員 | |
坂口 美佐子 | 民生委員 | |
竹下 修治 | 学識経験者 | |
馬場 直英 | 学識経験者 | |
監事 | 松下 清 | 学識経験者 |
辻脇 孝 | 学識経験者 |