理事長メッセージ

~ 秋が深まるにあたり ~

 
 季節は徐々に進み、朝晩は肌寒くなり、秋深しの感がする時候と申し上げる時期が到来していますが、特に今夏は記録的暑さで、各地で最高気温35度以上の「猛暑日」や30度以上の「真夏日」が連日観測されたところです。

 このところも、この時期としては季節外れの陽気で、日中は25度以上の「夏日」もまだ記録されるなど、最近よく言われる”地球の沸騰”を思わざるを得ない様な気候が続いており、暦の上での二十四節の「霜降」を経て「立冬」を迎える気候と体感のズレは広がる一方に感じられます。

 また、この時期、障害福祉施設の運営に携わる者として気になるのが来年度のサービス報酬改定の動きであります。
 特に来年度は6年に一度の診療報酬と介護報酬・障害福祉サービス報酬の同時改定の年に当たります。

 前回(2018年度)の同時改定以降、障害福祉サービスの改定については、診療報酬・介護報酬の伸び率で逆転されており、保険方式の診療・介護と税方式の障害とに厳しい序列が持ち込まれ、ここには財源をめぐる議論が背景にあるといわれております。そういう意味でも今回の同時改定の行く末が気になるところであります。

 昨今の物価高騰や福祉人材の不足等を踏まえ、関係団体からも国等に対しその対策として大幅な報酬の引き上げが要望されておりますが、その実現が待たれるところです。

 また、物価の高騰や全般の賃金の上昇が引き続く状況を考えた時福祉施設の収入の大層を占める公定価格としての報酬が、3年に一度の見直しでは事足りず、改定のサイクルのあり方という制度面での見直しも叫ばれております。

 確かに、急激な物価高騰や他産業における高水準の賃上げが行われる中、公定価格である障害福祉サービス報酬ではこれらに容易に対応できず、今後の施設運営面においても厳しい局面が想定されるところではあります。

 いずれにしても、障害のある方が将来も安心して暮らすことのできる支援の構築に向け、福祉従事者の確保及び質の高いサービスを提供することが担保できるような報酬体系となることを望みたいと思っております。

 社会福祉法人 長崎慈光園 理事長 立石 一弘

 

役員一覧
氏名役員の資格
理事立石 一弘学識経験者
髙嶋 勝福祉関係者
吉村 浩一学識経験者
森 節子法人内施設長
村田 榮福祉関係者
渡㑹 祐二学識経験者
岬 常春福祉関係者
評議員古賀 義学識経験者
安部 恵美子学識経験者
山口 博昭東彼商工会会長
鴨川 文雄元民生委員
森 孝子婦人会長
入江 初代民生委員
坂口 美佐子民生委員
竹下 修治学識経験者
監事山口 明則学識経験者
辻脇 孝学識経験者

 

組織図

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