本園職員の新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について(14・15例目)

令和4年8月19日

 本園職員2名(事業所は別。以下、A、Bと称す)が、園内で14例目・15例目の新型コロナウイルス感染症陽性者として、8月18日夕から19日朝にかけて相次いで確認されました。

 職員Aは、重度の知的障害者の入所施設 第一長崎慈光園(定員50名)に所属する生活支援員で、夏季休暇中に家族の祭事(初盆)があり、親類等の来訪を受けていたため、休暇後はじめて勤務する8月16日に抗原定性検査を本園で実施し、陰性を確認のうえ復職しておりました。しかしながら、翌17日の勤務直後に咽頭痛を訴えたため、直ちに退勤させ受診を指示し、医師の判断でPCR検査を受け、本日19日の朝、陽性との結果報告があったものです。
 勤務を共にした職員と園内の利用者全員に抗原定性検査を適時実施し、全員の陰性を確認するとともに、細心の注意を払いながら運営を継続しております。

 職員Bは、知的障害者に多機能の日中支援サービスを提供する、第三長崎慈光園「ぶろーど」(窯業25名、生活介護13名)に所属する監督職員で、8月17日に36.8度の微熱ながら喉の違和感を覚えたため退勤、その後に体調が悪化し18日に医療機関を受診しPCR検査の結果、同夕に陽性が判明しました。8月13日から15日までの公休中に実家へのお盆参りやスーパーでの買い物はしているものの近親者に感染者はおらず、感染経路は不明です。
 当該職員の16日・17日の勤務時は事務的業務にのみ従事していたものの、昼食時に食堂で一定の接触があったこと等を考慮し、念のため19日・20日は窯業部門を休業にするとともに、利用者と職員に抗原定性検査を実施し、全員の陰性を確認済みです。
 なお、脇の建物に拠点がある生活介護部門との接触は、この間、皆無であったため、当該部門は引き続き通常どおり運営を継続しております。

 現下の厳しい感染状況の中とはいえ、本園関係者の感染が続いていることを深くお詫びいたします。職員一丸となり、感染防止対策の更なる徹底に努めてまいりますので、今後なお一層のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

社会福祉法人 長崎慈光園
理事長 立石 一弘