令和4年1月20日
本園職員1名が、園内で初の新型コロナウイルス感染症陽性者として、1月18日、昼ごろ確認されました。
当該職員は、福祉型障害児入所施設あすなろ(定員40名)に所属する事務職員で、基本的に管理棟の事務室で執務し、同室内に机を置く他の3名の職員とは一定の間隔を置いており、保健所の調査で濃厚接触者と特定された職員は幸いおりませんでした。
また、当該職員は、利用児が暮らす生活棟へ出入りすることは殆んどなく、今回の発症前の潜伏期間中においても、利用児や直接処遇職員との接触はほぼ皆無であったと推測されます。
しかし最悪のことを想定し、関係学校に即座に連絡し、登校していた利用児全員を1月18日午後一番で帰園させ、男・女利用児が交差しないよう注意しながら、1月20日まで園内で支援してまいりました。
契約児の御家族および措置児入所を管轄する児童相談所には直ちに現状を連絡するとともに、監督庁である県本庁、保健所、川棚町にも全容を報告いたしましたが、特段の注意・指示等は受けておりません。
これまでも「園内に感染を持ち込まない」を合言葉に福祉職員として求められる感染防止対策の徹底を図るとともに、園内における防御策をきめ細やかに実施してきたところであります。
今回の経験をまた新たな教訓として生かしつつ、皆様がより安心してサービスを受けられるよう、更に万全なる支援に向けて役職員一丸となり今後も努力してまいります。
御利用者・御家族そして地域の皆様に、今回ご心配をおかけしたことをお詫びいたしますとともに、今後なお一層のご理解ご協力を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。
社会福祉法人 長崎慈光園
理事長 立石 一弘