本園関係者の新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について(16例目)

令和4年8月24日

 本園利用者1名が、新型コロナウイルス感染症陽性者として、8月23日に確認されました。(園内で16例目、入居利用者としては2例目)

 当該利用者は、グループホームを展開する第三長崎慈光園「すてっぷ」のうち「はばたき荘」(定員20名)に入居されている利用者で、8月22日午前中に就労先から37.3℃の微熱があるとの連絡を受け迎えに行き、本園での抗原定性検査では陰性でした。念のため同日午後、近医を受診、PCR検査を受けていましたが、翌23日夕、陽性との連絡が入りました。
 当該利用者は普段から集団行動はされず、対面席にパーテーションを備えた食堂でも無言で孤食される方であり、22日昼からは部屋食を提供しており、濃厚接触が疑われる利用者はおりませんし、23日朝から同荘の利用者に抗原定性検査を実施し全員の陰性を確認済みです。職員についても、全員陰性でした。

 しかしながら万一を想定し、感染者発生の翌日から起算して5日間27日(土)までは荘内に全員待機していただきます。また、当該利用者については、保健所から指示のあった療養期間である9月1日まで自室待機(専用のトイレ・洗面所を設定して、他者と完全に分離)を継続します。なお、当該利用者は、発症前数日間に単独で買い物等に外出しておらず感染経路は不明ですが、現在、既に解熱されており、ほぼ無症状です。

 現下の厳しい感染状況の中とはいえ、本園関係者の感染が続いていることを深くお詫びいたします。職員一丸となり、感染防止対策の更なる徹底に努めてまいりますので、今後なお一層のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

社会福祉法人 長崎慈光園
理事長 立石 一弘