本園関係者の新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について(19・20例目)

令和4年9月5日

 本園職員1名(園内で19例目)と利用者1名(園内で20例目)が新型コロナウイルス感染症陽性者として、9月4日に確認されました。

 感染した職員は、事務局本部(職員8名)に所属する男性職員です。
 この職員は4人家族で、8月29日(月)の二男の感染を端緒に、妻と長男も翌30日(火)までに相次いで感染。この時点で、職員はPCR検査で陰性であり、その後も終始無症状でしたが、職場復帰に備えた3日(土)のPCR検査で陽性に転じ、翌4日受診し「みなし陽性」と診断されたものです。二男は、通園する認定こども園で感染したものと思われます。
 この職員の最終勤務日は、二男が最初に感染した3日前の8月26日(金)で、園内の関係者への影響はなかったと判断しています。

 次に、感染した利用者は、グループホームを展開する第三長崎慈光園「すてっぷ」のうち「はばたき荘」(定員20名)に入居中の利用者です。
 この利用者は昼間は他法人の生活介護事業所に通所され、同所利用者の一人が陽性であることが9月1日(木)に判明したため、翌2日(金)は利用を見合せるとともに、3日(土)の利用再開時は本園で抗原定性検査を行い陰性を確認のうえ送り出し、日常どおりの生活をされていましたが、同夜37.1℃の微熱が出現しました。翌4日(日)朝は平熱に戻り、昼から買い物に出たものの、途中、具合が悪くなり、通り掛りの町民の救急通報により受診し、PCR検査の結果、同夕にコロナ陽性が確定したものです。
 3日(土)夜の微熱後は本人に対し、他との接触を控えるとともに荘内でのマスク着用を要請していました。また万一を想定し、感染発生の翌日から5日間9月9日(金)まで、全利用者を荘内に待機させます。また、この利用者について、療養期間中、自室待機(専用のトイレ・洗面所を設定し、他者と完全に分離)を継続します。感染経路は判然としませんが、今のところ他に体調不良者はいません。引き続き健康観察に努めます。

 現下の厳しい感染状況の中とはいえ、本園関係者の感染が続いていることを深くお詫びいたします。職員一丸となり、感染防止対策の更なる徹底に努めてまいりますので、今後なお一層のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

社会福祉法人 長崎慈光園
理事長 立石 一弘