本園関係者の新型コロナウイルス感染症陽性者の発生について(30~34例目)

令和4年11月10日

 本園利用者5名が、園内で30~34例目の新型コロナウイルス感染症陽性者として、11月10日、新たに確認されました。

 30~33例目は、グループホームを展開する第三長崎慈光園「すてっぷ」のうち「はばたき荘」(定員20名)の入居者です。
 波佐見町内に一般就労する30例目の方は、前日9日7時のバイタルチェックでは何ら異常なく、公共交通機関を利用し定時に出勤。18時20分、帰荘時の体温38.0℃、咳もあったため、夕食後は居室にて隔離。翌10日8時過ぎ抗原検査を実施したところ陽性が確認されたものです。感染経路については不明です。
 この事態を受け同荘の利用者に対して順次検査を行い、31~33例目の利用者の陽性が確認されましたが、3名とも今のところ無症状です。ゾーニングなど可能な限りの対応を取り、感染拡大防止に努めています。

 34例目の利用者は、重度の知的障害者の入所施設 第一長崎慈光園(定員50名)の入所者です。
 去る8日に公表した本園27例目の感染事例に端を発するものと推定されますが、前日9日の夕刻から38℃台の発熱があり、その時点での園内での抗原検査は陰性でしたが、翌10日朝、通院し抗原検査を再度受け、陽性と判定されたものです。前夜より二人部屋から個室での支援に切り替えるなど、まん延防止に努めています。

 なお予断を許さない感染状況の中とはいえ、本園関係者の感染が続いていることを深くお詫びいたします。職員一丸となり、感染防止対策の更なる徹底に努めてまいりますので、今後なお一層のご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

社会福祉法人 長崎慈光園
理事長 立石 一弘