令和4年11月11日
本園利用者13名が、園内で35~47例目の新型コロナウイルス感染症陽性者として、11月11日、新たに確認されました。
13名とも、重度の知的障害者の入所施設 第一長崎慈光園(定員50名)の入所者です。
去る8日に公表した本園27例目の感染事例に端を発するものと推定されますが、その時点で男性利用者2名、9日公表分が男性職員1名、10日公表分が男性利用者1名、本日11日公表分が男性利用者13名と全て男性であり、合計で利用者16名、職員1名となります。
利用者の皆様で重症化した方はおられず、4名の看護師の指示のもと施設内で療養されております。
もともとの感染経路は不明のままですが、いわゆる「クラスター」状況に陥りましたことについて、ご利用者・ご家族その他関係の皆様に対し深く深くお詫び申し上げます。
今のところ男性のみに限定されておりますのは、令和2年度より1階に女性、2階に男性と完全にフロアーを分離して支援するよう変更したことが奏功しているものと考えております。
この分離支援体制を引き続き徹底し、女性フロアーへの感染拡大を何としても防ぐとともに、男性フロアーについても、未感染の利用者6名の居室を分離して支援することにより拡大防止に努めます。
また、男性支援員は1名のみの感染にとどまり、他の9名の支援員は通常どおり勤務しており、今のところ大きな支障は生じておりません。今後は、毎日就業前に抗原検査を行いながら、より万全なる支援が継続できるよう努めてまいります。
全県的になお予断を許さない感染状況の中とはいえ、本園で感染が続いていることを重ねて深くお詫びいたしますとともに、職員一丸となり、感染防止対策の更なる徹底に努めることを改めてお誓い申し上げます。
社会福祉法人 長崎慈光園
理事長 立石 一弘